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正月に実家へ帰ったら、やっぱり一面の雪景色。正月恒例のかまくらを作ってきました。というわけで、「かまくらを作ってみたいな」という方のための、簡単な作り方の解説です。
テレビや絵はがきに載ってるような、本格的なドーム型のかまくらは、水をかけたり一晩おいたりして、手間暇かけないとできないようですが、ごらんのようなテント型かまくらなら、小一時間もあれば大人も入れるようなのを作ることが出来ます。
カマクラ2.JPG
1)まずはスコップなどで、作ろうと思う大きさのさらに一回り外側の雪を真ん中へ集めて、雪山を作ります。
2)山すその雪を削ってさらに上に積み上げます。
(雪が少ないと集めるのが大変なので、雪だれまを作る要領でごろごろと転がして雪玉を作り、山型に積み上げます。)
カマクラ3.JPG
3)腰ほどの高さになったら、スコップの背で叩いて固めます。この時上から踏みつけて固めたり、水をかけて一晩置いたりすると、後で掘るとき大変です。
砂山に穴を掘る要領で、丸く穴を掘って行きます。入り口は後で広げることができるので、最初はぎりぎり入れる程度で掘り始めます。掘り出した雪は山の上に積み上げますので、最終的に高さは1.5倍くらいになります。
カマクラ4.JPG
4)がんがん掘って行ってもまず崩れることはありませんが、もし崩れて頭から埋もれたら、自力での脱出は困難だと思います。体はかまくらの外におき、スコップで内壁を突っついて崩し、外に掘り出すっていう方法がいいと思います。
カマクラ5.JPG
5)掘りすぎると、雪が水色に光って光が漏れてきます。それでも崩れることはありませんが、外から雪を乗せて叩いとけば大丈夫です。掘りすぎが心配な場合は、要所要所に割り箸を挿しておけばわかります。
注意
1)申し訳ありませんがすべて自己責任でお願いします。私は今まで、遊んでいる時に崩れたことはありませんが、最終的には溶けて天井が崩落します。作ったとたんに崩落しないという保証はありません。
2)軽く握って雪だまが作れる程度の雪で作ることを想定しています。寒い地方では雪が固まりにくいのlでこの作り方は避けた方がいいかもしれません。
3)上にのったり、中から壊したりする行為は、非常に危険です。
10センチの積雪でも、集められるだけの広さ(例えば運動場など)があれば、かまくらを作ることは可能です。ぜひ。
カマクラ6.JPG

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